写真(1)を見ると、雨樋の中に落葉がたまっているのがわかると思います。このままでは、水が流れにくいですよね。放っておくと、やがて詰まってしまうでしょう。そうするとあふれた水が大量に流れ出します。一カ所に大量に流れ出ると、下屋根の瓦の隙間から逆流して流れ込んだりして、雨漏りの遠因になることがあります。そのままでは、家の寿命を縮めかねません。 ちなみに、このお宅の場合、裏山にヒノキの木立があるんですよ。ちょうどこのお宅の屋根に覆いかぶさるような感じです。 このヒノキから落ちた葉っぱが、ダイレクトに雨樋に入って行くのですね。 ですから、今までは毎年このおうちのご主人さんが、自分で梯子に上って、樋の掃除をして来たということです。 こういったところまで心配りするということ自体は、とてもすばらしいことですし、お家をいたわるいいことなんでしょうけど、でも、やっぱり高所作業ですから、危険なんですよね。事故が起こったら大変です。実際に、こういう作業中にケガをされる方もいるようです。私たちプロでも、注意が必要な作業ですからね。 そんな、落葉の悩みに答えてくれるのが、雨樋ヘルメットです。 まずは、掃除(写真2)。吸埃機を使って、樋に詰まった落葉を全て吸い取ります。古い落葉は、堆肥のようになって、草が生えていたりしますから、ほうきで掃いてもとれなかったりするんですよね。それで、吸埃機を使って吸い取ります。 きれいに掃除した後には、雨樋ヘルメットを設置(写真3)。これで落葉は樋に入りません。もう安心です。 ![]() |
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施工期間/ | 半日程度/10mあたり |
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費用/ | 3800円/m(2階)・3480円/m(1階) |
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